⒍禍藍堂書店にて
※KP向け:街での探索箇所一つにつき、何か一つ(話もしくは写真や絵、証拠など)を持ち帰り店主に見せることで、店主の協力を取り付けることができます。不足の場合は店主から「これでは証拠とは言えませんね」や「それだけでは足りませんね」などと言って証拠を要求させてください。
現実でありながらどこか非現実味を帯びた禍藍堂書店を君たちは再び訪れる。
扉を開けばやはりどこか現実離れした店内に、相変わらず微笑みをたたえて『店主さん』は佇んでいた。
「おかえりなさいませ」
店主は君たちを迎える。
その目は品定めをしているようでもあり、最初にこの場所に訪れたときの様子からは少し穏やかさがなりを潜めている形だ。
※KP向け:以下は探索箇所一つにつき何か一つを持って帰ってきていることを想定した答えになっています。
(探索で手に入れてきた情報を伝える)
「……なるほど、そういうことでしたか」
店主はひとつ頷いて見せる。
(探索で手に入れてきた写真を見せる)
「では、拝見いたします」
店主はそう言って写真を受け取って確認をする。
手元の写真を確かめ、君たちの語った話を反芻しているのか店主は小さく頷いた。
「……確かに、これはあの本が影響を及ぼしているようです。かつての影響も含めると、これは本のあるべき状態からは逸脱していると言えますね」
そう言葉を紡いで、さらにもう一度頷く。
「ご協力を、いたしましょう」
はっきりと言葉を告げた。
「それと……先ほど店を訪れられた際にお見せしたものに記載のあった悪弩夢舞羅利、それに組みする何者かが悪意的に今回の一連のことを起こしている可能性は高いでしょう」
「悪弩夢舞羅利という存在は先ほどもお伝えしたとおり、人間とは異なった存在。生物の魂を喰らうために何かしらを行ったと考えることはできます」
「魂を魅入られると人形のように、魂を喰らわれると跡形も消え去ってしまうというのが、干渉を受けた人間へと起こる事象です」
「ですがその事象を直接起こそうにも彼の者は基本的には人間と同じ世界、同じ次元に存在できません。ですから目的を果たすための協力者、使いの者を使用することがほとんどです。逆に言えば、悪弩夢舞羅利とこの世界を繋ぐ存在さえ消えてしまえば、悪影響は消えるということです」
「そして、お役に立つだろうものはここにあります」
店主はいくらか饒舌に、しかし淡々と続けた。
そして一度踵を返すと、店主はそのまま店の奥へと姿を消す。
やがて店主は再び姿を現したが、手にはカメラのようなものを携えていた。
「こちらは特殊なカメラになります」
店主はその言葉と共に君たちにカメラを差し出す。
<目星>
【目星成功情報】
一般的なカメラと一見すると違いはないように見えるが、よく見るとレンズの色が一般的なものと比べてレンズは淡く白を帯びていて、カメラとしてはどうなのかと疑問を抱いてしまうかもしれない。
【目星失敗情報】
一般的なカメラと違いはないように見える。
「こちらを使うと、映された対象は二次元へと落とし込まれることになります」
「つまりこのカメラで件の本に関わっている人間を探し出して、映すことが出来れば当座の問題は解決出来るでしょう」
店主はそう言ってほんの少し微笑んだ。
※KP向け:このカメラは二次元化写真機であり、これを次のシーンで使用することで事件の解決をすることができます。
「撮影後の保管についてはこちらでさせていただきますので、必要なことが終わりましたらまたお越しください」
やはり店主は微笑んでから君たちに語りかけ、送り出すことだろう。
