【エンドA】
呪文を唱え、意識を集中させる。
何かが弾けるような感覚と共に視界は白く、そして意識は暗く沈んでいく。
沈む意識の端に、誘うような光が見えた気がした。
気がつけば君たちはHO依頼者の家の中に立っている。
窓もカーテンも閉ざしていたため少し薄暗いが、もう違和感も感じないし異様な光が視界をチラつくようなこともなかった。
君たちは日常に戻っていく。
光に誘われ、光の先には戻るべき日常があった。
【エンドA】
全生還報酬
SAN 1d10
クトゥルフ神話技能+3
【エンドB】
呪文を唱え、意識を集中させる。
しかしその意識の集中を妨害するように、何かが大きくなっていく。目に映るものは光のみ、しかしそのちらちらと視界に映る光は数を増していた。
声を発する間もなく君たちの意識は弾ける。さながら光の如く。
一瞬だったのか、そうではなかったのか。再び君たちが意識を取り戻した時、そこはHO依頼者の家でも先ほどまでいた廃墟の教会でもない。
地球なのかもしれないし、別世界なのかもしれない、何もわからない場所。
目に映るのはただの闇であり、それ以上でもそれ以下でもなく。君たちはお互いの姿を視認することもできない、声も聞こえない、何もわからない。
そんな中でずるりずるりと何かが身体を這う。それはあっという間に全身を覆い、そして意識を更なる闇へと誘っていった。
──君の願いを叶えてあげる。君の命と引き換えに。
【エンドB】
ロスト
【エンドC】
君たちは体から力が抜けて、まるで自分の体ではないように思えてくる。
自然と動き出した体は、君たちの意思とは関係なくふらりふらりと動き出し、祭壇の方へと向かっていた。
祭壇で朽ちたいつか敬われたかもしれない像が手に持った槍のようなもの、それに向かいまっすぐと歩んでいく。それが当然のように。
どんなに強い意志を抱いても足が止まることは決してなく、まるで意志を体に伝達する器官がことごとく破壊でもされてしまったの如く止まらない。
心に躊躇はあっても、心に恐怖はあっても、足どりにはひとつたりとも感情はなく。
無情に、無慈悲に、無感動に。その身を鋭利な先端へと突き立てた。
──痛い、苦しい。
そんな気持ちとは裏腹に、君たちの口からは笑い声が溢れる。狂気に染まった笑い声を最期に君たちの意識は途絶えた。
そこには幾度も体を貫かれた人間だったものが残されるのみ。
【エンドC】
ロスト
