シナリオ本編
⒈うちが何か変だ
※KP向け:HO依頼者がHO調査者(たち)へ依頼をするシーンになります。探索者たちが既知の関係でない場合はここで顔合わせとなります。探索者たちの関係や職業などに合わせて描写を変更してください
HO依頼者はここ数日、あることに悩まされている。
──うちが何か変だ。
何がという明確なものがあるわけではないが、特定の場所にいるときだけ漠然と違和感があった。
そして何より、変な視線を感じるのだ。しかも振り返ったところで何もない。
しかし何かには見られている感覚は、確かにある。
特に目の端に虹色の光がちらちらとした時にそれらは発生し、光の奥に幾何学模様じみた何かが見える気がするのだがそれはすぐに消えてしまうのだ。
君はそのことを相談するためにHO調査者(たち)へ連絡をとり、直接話をすることにした。
(相談RP)
※KP向け:HO相談者は立場によってここで登場でも、顔を合わせる際に登場でも構いません。
またHO依頼者が有している情報は上記描写の通り
・変な視線を感じる
・振り返っても何もない
・目の端に虹色の光がちらちらとした時に発生する
・光の奥に幾何学模様が見える気がするがすぐに消える
・この現象は【うち】にいる時のみ発生する
のみです。
HO調査者側のみ話を聞いた後に<アイデア>
【アイデア成功情報】
これは何か良くないことが起こっているのでは、と直感的に思う。
早くどうにかしなければと、焦りを感じるかもしれない。
【アイデア失敗情報】
これは何か良くないことが起こっているのでは、と直感的に思う。
準備は万全に整えておいた方がいいだろうと、君たちは思うかもしれない。
君たちは現場と言える場所へHO相談者に先導されて向かうことになるだろう。
⒉うちは本当に変か
※KP向け:建物外観など必要に応じて描写は追記してください。
君たちはHO相談者の案内で、現場と言えるだろう場所へとたどり着く。
外から見る分には何の変哲もない建物だ。
<目星><聞き耳>
【目星成功情報】
視界になにかチラチラと光が映る。
※失敗なし
【聞き耳成功情報】
ぱちぱちと何かが弾けるような小さな音が数回聞こえた。
※失敗なし
建物の扉を開く。
何の変哲もない扉、それはいつもと同じ場所へと繋がっている──はずだった。
⒊ここは当然『うち』ではなく
<アイデア>
【アイデア成功情報】
ほんの一瞬だが世界の成り立ちを垣間見た気がした。理解などできない、分かりたくもない、しかし流れ込んでくる何か。
これは、見てはいけないものだ。<SANC>1/1d3
【アイデア失敗情報】
ほんの一瞬、違和感のようなものを感じたが何かはわからない。
扉を潜ってみると、その先は薄暗い。
目を凝らしてみればそこは廃墟の教会のように見受けられた。
扉の先のあまりの変貌ぶりに<SANC>1/1d3
【探索可能箇所】
扉/全体
【扉】
開けてもどこにも出られず戻れない<SANC>0/1
【全体】
部屋の中心には朽ちた祭壇が鎮座している。
祭壇を取り囲むようにして扉が四つ設置されていることがわかる。
【探索可能箇所追加】
朽ちた祭壇/東の部屋/西の部屋/南の部屋/北の部屋
※KP向け:部屋はどこから行っても下記記載順で
【朽ちた祭壇】
用途不明の祭壇。
祭壇の上にはいつかは敬われたのかもしれない像があるが、こちらも朽ちており祭壇も含めて用途想像するのは難しい。
※KP向け:全ての部屋を処理した後のイベント場所なので今は何もありません。部屋を全部探索していない段階で祭壇確認の場合は、台座の部屋に対応した方角にほんのりと光が灯っています。
【部屋】※一箇所目
部屋の中は薄暗く一見するだけでは状況の把握が難しい。
<目星><アイデア>
【目星成功情報】
どうやらこの部屋には本棚が置かれている。質素な部屋のようだ。
目の端に小さな光がちらついている。
【目星失敗情報】
どうやらこの部屋には本棚が置かれている。質素な部屋のようだ。
【アイデア成功情報】
ほんの一瞬だが世界の成り立ちを垣間見た気がした。理解などできない、分かりたくもない、しかし流れ込んでくる何か。
これは、見てはいけないものだ。<SANC>0/1
【アイデア失敗情報】
ほんの一瞬、違和感のようなものを感じたが何かはわからない。
【探索可能箇所】
本棚
【本棚】
棚に一冊だけ本が置かれている。
【本】
我々は聖なる光を求め、神ダオロスとそれにまつわるものを信仰する。
神を信じ、神の叡智を求める者だ。
信じる者に道は開かれ、知識は授けられるだろう。
だが、その先を求めるのならば光は神は触れたものに全知を全能を与えるのだろうか。
<オカルト>
【オカルト成功情報】
ダオロスとはベールをはぎ取るものとも呼ばれる外なる神。
その形はあまりにも複雑に入り組んでいるので、目で確認するのは不可能。いくつもの半球体と輝く金属とが長い可塑性の棒で連結されている。棒は何が近くにあって何が遠くにあるのか分からない。
何もないはずの棒の隙間から輝く目がこちらを覗いているような気配を感じるとされる。気配を感じたところをよく見つめてもあるのはただの空間だけだ。
神の存在を嫌でも感じてしまうSANC0/1
【オカルト失敗情報】
ダオロスとはベールをはぎ取るものとも呼ばれる外なる神。
本の隙間からメモが落ちてくる
【メモ】
この教団に憧れて入ったのに、思い通りにならない。
しかも信仰している存在よりも知識を優先しようとか、自分とは合わない場所に来てしまったかもしれない。
入ったばかりなのに、不安だ。
目の前がちかちかする。疲れているんだろうか。
(メモを読み終えてから)
ふと君たちが意識を下から上へと持ち上げる。
するとそこにはこれまでよりも明るく光が集っているように見えた。
それは瞬く間に集合し、形を形成していく。やがて形を持ったそれは君たちへ向かって敵意を向けた。
(戦闘処理)
ゴースト×3(マレウス・モンストロルムP262)
ステータス
DEX:6 POW:14
HP:11
CCB<=12 【回避】
1d3 【POW減少値】
※KP向け:部屋の探索後に必ずゴーストと戦闘となる
ゴーストとの戦闘ルール
ゴースト行動時は対象とのPOW対抗ロールを行う
ゴーストが対抗ロールに成功した場合は対象のPOWを1d3ポイント奪う
このロールには回避及び受け流しを行うことが可能(本来は不可だが擬似世界での戦闘であるため)
(戦闘終了)
幽霊は攻撃によって霧散し、また小さな光となって部屋の外へと飛び去って行った。
部屋には薄暗さが戻ってくる。
【部屋】※二箇所目
部屋の中は薄暗く一見するだけでは状況の把握が難しい。
<目星><アイデア>
【目星成功情報】
どうやらここには何かしらの研究設備が整えられていたらしい。だがその大半は残骸と化していて、見られるものは少なそうだ。
目の端に小さな光がちらついている。
【目星失敗情報】
どうやらここには何かしらの研究設備が整えられていたらしい。だがその大半は残骸と化していて、見られるものは少なそうだ。
【アイデア成功情報】
ほんの一瞬だが世界の成り立ちを垣間見た気がした。理解などできない、分かりたくもない、しかし流れ込んでくる何か。
これは、見てはいけないものだ。<SANC>0/1
【アイデア失敗情報】
ほんの一瞬、違和感のようなものを感じたが何かはわからない。
【探索可能箇所】
資料棚
【資料棚】
棚の中からなんとか目を通すことの出来そうな資料と、手記らしきものを見つけることができる。
【資料】
彼の神の偶像。偶像とは何者かの手によって生み出されたものとされる。
聖なる光はいついかなる時もあたたかで、冷ややかで、穏やかにそこにあり存在を見守る。
その光が触れた者は、虹色の光線の中に異界の存在がいるのを感じる。この接触ははじめは幸福感、めまい、そして力が漲るのを感じるが、数秒以内に接触者の心は非常に多くの知識で満たされる。
【手記】
ここでは神に祈るばかりではなく、神に近づくための研究がされていた。
しかしその過程で気を狂わせる者も多くあり、本当にこれでいいのかを不安に思ってしまう。
知識を満たし、さらに知識を求め、喜びと共にさらなる接触を図る。気がつけば一人また一人と消えていった。
ああ、このままでは良くない。良くない気はするのだが。
ただし、満たされたいと思ってしまう。
おかしくなってしまうのだとしても、触れたいと、手に入れたいと、願ってしまう。
ああ、欲しい。欲しい欲しい欲しい欲しい。
(探索終了後)
ふと君たちが意識を下から上へと持ち上げる。
するとそこにはこれまでよりも明るく光が集っているように見えた。
それは瞬く間に集合し、形を形成していく。やがて形を持ったそれは君たちへ向かって敵意を向けた。
(戦闘処理)
※他の部屋と同様
(戦闘終了)
幽霊は攻撃によって霧散し、また小さな光となって部屋の外へと飛び去って行った。
部屋には薄暗さが戻ってくる。
【部屋】※三箇所目
部屋の中は薄暗く一見するだけでは状況の把握が難しい。
<目星><アイデア>
【目星成功情報】
どうやらここは乱雑に散らかされていた物置のような場所ようだ。
目の端に小さな光がちらついている。
【目星失敗情報】
どうやらここは乱雑に散らかされていた物置のような場所ようだ。
【アイデア成功情報】
ほんの一瞬だが世界の成り立ちを垣間見た気がした。理解などできない、分かりたくもない、しかし流れ込んでくる何か。
これは、見てはいけないものだ。<SANC>0/1
【アイデア失敗情報】
ほんの一瞬、違和感のようなものを感じたが何かはわからない。
【探索可能箇所】
床/机/棚
【床】
床面には様々なものが落ちている。足の踏み場がないとまでは言わないが、動く度に何かガラクタを踏んだり蹴ってしまったりするだろう。
<目星>
【目星成功情報】
ガラクタの中に混ざって紙切れを見つける
※聖なる真実の光の呪文の一部発見
【紙切れ】
曇天の夜に心を集め、言の葉を唱えよう。
ウトゴス プラムス ダ
※目星失敗だと何もなし
目星成功で追加<オカルト>
※予測ができるか。わかったらSANC
【オカルト成功情報】
これはおそらく神を召喚するためのものだろう。
冒涜的な何かを感じる<SANC>1/1d3
【机】
乱雑な机上に開かれたノートがそのまま置かれている。
【ノート】
我々は神を求めることとした。
曇天の夜、新人と私と研究に疲れたあいつともう一人の探究者で。
もしかすると我々は神に身まで捧げることになるのかもしれない。
だからここに我々が偉業を成したと信じて書き記す。
聖なる光はきっと我々の元へやってきて知識を授け、我々の手の内へ収まるはずだ。
それこそが究極的な目標であり、完遂されるだろう。
願わくばこれが誰かの目に触れ、憐れまれることのないよう願うばかりだ。
【棚】
ここにもガラクタが詰まっているが、その中からファイルが一冊出てくる。
ファイルのあるページには付箋が貼られており、取り出してみると付箋の場所には開き跡がついている。
【ファイル 付箋のページ】
・ダオロスの招来
外なる神ダオロスを召喚し、特殊な五芒星の内部に出現させる。術者は1D10の正気度と、任意あるいは全てのマジックポイントを消費する。
この呪文の基本成功率は1%であり、消費されたマジックポイントと同じ値の分だけ成功率が上昇する。
また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のマジックポイントを寄与することが出来る。
※本シナリオでの習得はできない。
(探索終了後)
ふと君たちが意識を下から上へと持ち上げる。
するとそこにはこれまでよりも明るく光が集っているように見えた。
それは瞬く間に集合し、形を形成していく。やがて形を持ったそれは君たちへ向かって敵意を向けた。
(戦闘処理)
※他の部屋と同様
(戦闘終了)
幽霊は攻撃によって霧散し、また小さな光となって部屋の外へと飛び去って行った。
部屋には薄暗さが戻ってくる。
【部屋】※四箇所目
部屋の中は薄暗く一見するだけでは状況の把握が難しい。
<目星><アイデア>
【目星成功情報】
ここはどうやら書斎のような場所らしい。棚が幾重にも並んでおり、机も見て取れる。
目の端に小さな光がちらついている。
【目星失敗情報】
ここはどうやら書斎のような場所らしい。棚が幾重にも並んでおり、机も見て取れる。
【アイデア成功情報】
ほんの一瞬だが世界の成り立ちを垣間見た気がした。理解などできない、分かりたくもない、しかし流れ込んでくる何か。
これは、見てはいけないものだ。<SANC>0/1
【アイデア失敗情報】
ほんの一瞬、違和感のようなものを感じたが何かはわからない。
【探索可能箇所】
棚/机
【机】
机には手紙と鍵が置かれている。
【手紙】
この手紙を読む人へ。
誰が読んでくれているのかわからないが、恐らく面倒をかけていることと思う。
なのでせめて事情の説明などをさせて欲しい。
まずはそもそもここの教団ではダオロスとそれにまつわるものを信仰している。
私も含めて四人は、彼の神の招来を望んだ。願った。祈った。我々は心を差し出して、招来を曇天の夜に画策している。
しかしそれを明日に控えて思った。
本当にこれでいいものかと。冷静になって、不安になったんだ。
……自分の話になってしまったな。
これは今の所の予測の話になってしまうのだが、この儀式は失敗するだろう。中途半端な召喚に何かが狂ってしまうことは間違いないだろう。
これはおそらく自分の力ではどうすることもできない。他の三人は、神に心酔しているから。
名も知らぬ誰かにこんなことを頼むのは申し訳ないのだが、おそらく半端に呼び出してしまった存在を還してもらえないだろうか。
誰かにこれが届くことを祈っている。
鍵は引き出しのものだ。中の道具は何かしらの役に立つはずだ。
【引き出し】
鍵を使って開けると水晶がおさめられている。
※KP向け:POW補填用のアイテムです。必要がない場合は手紙の最後の一文と合わせて提示をしない形で対応してください。
【棚】
棚にはいろんな本が並んでいる。その中に一際異様なほどに真っ白な本があるのがわかるだろう。
【真っ白な本】
・ダオロスの退散
招来された外なる神ダオロスを退散させる。術者は1D10の正気度とマジックポイントを消費する。
この呪文の基本成功率は1%であり、消費されたマジックポイント1につき10%成功率が上昇する。
また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のマジックポイントを寄与することが出来る。
ただし、他の術者によって招来されつつあるダオロスを退散する場合、<ダオロスの退散>の術者は<ダオロスの招来>の術者のPOWを自らのPOWによって打ち負かす必要がある。
複数の術者が<ダオロスの退散>に参加する場合、対抗ロールに術者全員のPOWの合計値を用いてよい
(探索終了後)
ふと君たちが意識を下から上へと持ち上げる。
するとそこにはこれまでよりも明るく光が集っているように見えた。
それは瞬く間に集合し、形を形成していく。やがて形を持ったそれは君たちへ向かって敵意を向けた。
(戦闘処理)
※他の部屋と同様
(戦闘終了)
幽霊は攻撃によって霧散し、また小さな光となって部屋の外へと飛び去って行った。
部屋には薄暗さが戻ってくる。
【祭壇】
祭壇の四方にはうっすらと光が灯っており、これまでとは様子が異なっている。
床面には星が描かれていることも見てとれるだろう。
(儀式のための処理)
※KP向け:ここではダオロスの退散の実施を想定しています。参加PCのSAN消費をダイス分出した上でMPにて成功率をあげ、一時的に出し合ったPOWと合わせた最終的な成功値との対抗ロールを実施してください。対応する術者のPOWは30としています。PC数などで適宜値もしくはアイテムでの調整をしてください。
(分岐)
退散の成功【エンドA】
退散の失敗(退散の未実施)【エンドB】
(祭壇の処理外の分岐)
戦闘にてPOW枯渇及びそれ以外でのSAN0など続行不可状態【エンドC】
