登場神格
・ダオロス(マレウス・モンストロルムP187)
ベールをはぎ取るものとも呼ばれる外なる神。
その形はあまりにも複雑に入り組んでいるので、目で確認するのは不可能。いくつもの半球体と輝く金属とが長い可塑性の棒で連結されている。棒は何が近くにあって何が遠くにあるのか分からない。
何もないはずの棒の隙間から輝く目がこちらを覗いているような気配を感じるとされる。気配を感じたところをよく見つめてもあるのはただの空間だけだ。
・聖なる光(マレウス・モンストロルムP188)
「聖なる光教団」によって崇拝されている。ダオロスの偶像、何者かの手によって生み出されたもの。
光が触れた者は、虹色の光線野中に異界の存在がいるのを感じる。この接触ははじめは幸福感、めまい、そして力が漲るのを感じるが、数秒以内に接触者の心は非常に多くの知識で満たされ、恐怖心が芽生えるようになる。
・幻影の光(オリジナル)
中途半端な存在である今回召喚されたダオロス由来の何かしらが狂わせて取り込んだ者を投影するのみの光。
変貌を遂げたHO1の家を狂わせたり、教団の人間たちを取り込んでいるためそれらを投影したりして惑わせる。
登場する呪文
ダオロスの招来/退散
※本シナリオでは退散のみの使用を想定、実際のものに変更を行なっており厳密な意味では同呪文とは異なるものとなります
・ダオロスの招来
外なる神ダオロスを召喚し、特殊な五芒星の内部に出現させる。術者は1D10の正気度と、任意あるいは全てのマジックポイントを消費する。
この呪文の基本成功率は1%であり、消費されたマジックポイントと同じ値の分だけ成功率が上昇する。
また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のマジックポイントを寄与することが出来る。
・ダオロスの退散
招来された外なる神ダオロスを退散させる。術者は1D10の正気度とマジックポイントを消費する。
この呪文の基本成功率は1%であり、消費されたマジックポイントと同じ値の分だけ成功率が上昇する。
また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のマジックポイントを寄与することが出来る。
ただし、他の術者によって招来されつつあるダオロスを退散する場合、<ダオロスの退散>の術者は<ダオロスの招来>の術者のPOWを自らのPOWによって打ち負かす必要がある。
複数の術者が<ダオロスの退散>に参加する場合、対抗ロールに術者全員のPOWの合計値を用いてよい
舞台となる場所
現代日本
シナリオ真相
始まりは聖なる光、ひいてはダオロスを崇めるカルトの欲だった。カルトの欲は際限無く膨らみ、神話生物ダオロスの招来と知識の源泉を求める。
しかしそれは中途半端な形で叶えられることになった。一人がその行為に疑問を持ち不安を抱いたからだ。そもそもが中途半端な儀式であったそれから生み出されたのは聖なる光のなりそこないであり、部分的にダオロスの能力を引き継いだ分体でもある。不完全で中途半端かつはた迷惑な存在が誕生した。
カルトはそのまま狂気に陥り、疑問を抱いたものも存在を消されてしまった結果、中途半端な存在は世界へと放たれることになる。
中途半端な存在は巡り巡ってHO1の元へとやってきた。それまでにも多くの人間を狂わせながら。しかしその不完全な成り立ち故に、少しづつ力を失いつつある。
しかそれでも十分な影響を周囲に与えるだけの力を持っているその存在によって、HO1の所有している建物(家でも店でもなんでもいい。指定をされた場所)が大きく影響を受けてしまうことになった。
このままでは日常生活を送ることどころか、日常に戻ることすら難しい。
これまでこの中途半端な存在に巻き込まれてしまった人々が残した断片をたどり、この場所からの脱出を目指すこととなる。
