前回のラストで三葉さんが人間の形を失ってしまった!だったんです。
でもひよはSAN値マイナスで前回を終えてて、心が死んでるというかもうちょっと人間に興味持ち切れない邪神なんですよ(物理)
内なる声(人間としての当人)のいうことを無碍にしないとは言っても、結局のところ邪神というか……お前って思ってたらアザトース!!
さらに吹き飛ぶSAN値。いやもう吹き飛ぶものもないんだけれど!?!?!?
イス人が助けになってくれることになり、事なきを得ました。なんかSAN値戻ってきたんだけれど!?ってこれはこれで恐怖したけど、結果オーライでしたわ。
ひよ、邪神からの帰還です笑
いやあ、ほんと笑っちゃうくらいのSANの値で……元に戻る手前の値ー91て!!!マイナス!!!!!!(大爆笑)
2話のラストでマイナスだったんだけど、ニャルだから動けるしこのまま3話にいけますと言われて……え?マイナスなのに?って思ってましたね。
よかったね!ひよ(大爆笑)
3話は三葉さんを元に戻すべくいろんな場所を渡り歩いていく感じでしたね。
宇宙に始まり、女王様の呼ぶ場所へと多くの言葉を介しながら進んでいく。なんだかロマンのある旅路でした。
あと猫ちゃんくっそかわいい(急な温度感の変化!)
こほん。
いろんな存在から数珠繋ぎのようにして赤の女王様をたどり、その上で三葉さんも紆余曲折あれど元通り!になりました。
このお話でもいろんな物語が登場して、物語が物語を紡ぐというのかな。すごく綺麗なお話でした。
3話までに共通している部分と、このお話のみの部分がすごく綺麗にマッチしていて好きですね。
あとは最初に場合によってはプレイ時間がかなり変わると伝えられていて、何かなって思っていたら驚きのロストルートがあってなるほどなってなりました。
ひよもあわやそっちのルートに行きかけましたが、なんとか踏みとどまっていったの偉かったのです。けど穏やかな言葉と気持ちがわからなくもない状況、同情してしまってロストってのもわかりみが深かったので、生きていたければ情もほどほどにといったところなのでしょうかね。
なんにせよ楽しいオブ楽しい、まるで旅人のような世界を巡る大冒険。これまでの2話とは毛色自体は全然違うものなのですけれど、問われる選択はすごくこのシナリオらしいもので、このシナリオを通して是永陽和という探索者のことをたくさんたくさん考えることができましたね。
いわゆるドリームランドにいて、地下世界や月やファンタジーのような世界観の場所、荒廃した街や遺跡じみた場所まで盛りだくさん。
ゲームやファンタジー的な読み物の好きな私のテンション上がる上がる。読書家の私も大喜びでしたね。
このくらいのタイミングではもうシナリオ買おうって決意してましたもの。純粋に読み物としても読みたかったです。そりゃあ回したくてたまらないのですけどね笑
まさかひよだけじゃなくて三葉さんの方にまで後遺症残るとは!と思いましたが、話を聞くとそれはなかなか切り抜けられない難関だわって思ったのでごめんね三葉さん……
それでも二人、五体満足にいて。狂うこともなく。これまでと変わらない生活へ戻れるということは、ひよにとって尊くて幸せなことでした。
よかったな、今までと変わらぬ日常へおかえりという気持ちでした。生還できてよかったね!
いやあ、このシナリオかなり好きですね。印象深すぎてしばらく悶々としてましたし、通過してからそれなりに経ちましたが(通過したのは2022年の12月で、これ書いてるのは2023年の4月なのでね!)それでもたまに思い出しては呻いております。
邪神の君もいつもの君もとてもよかったぞ、ひよ。邪神とはここでお別れだけどもね!
ひよとしても貴重な体験だったなって感じがしますし、PLは本当に本当に楽しかった!
ありがとうございました!!!!
以下は小話。
不思議な体験だった。
きっと全てが終わったのだろう、その後で陽和が思ったのはあまりにもありきたりな感想だ。
実際はそんな有体な言葉で──しかもたったひとつの言葉で──片付けてしまえるような体験などでは決してない。
それでもその言葉が当てはまることは間違いようのない事実と言える体験だった。
隣には三葉の姿があり、自分は不思議な体験の中で持っていた落ち着かなくなるような全能感を手に持ってはいない。それが今の全てだった。
大きなため息が一つこぼれる。
隣では三葉がこの様子に首を傾げていた。
「ひより? どうかしたのかい?」
その声も言葉も、今までと変わらない彼の姿だ。救いたいと願い続けた、三葉の姿そのものだった。
「ううん、どうもしない。終わったなぁって、そう思っただけだよ」
問いかける言葉に陽和は笑って答える。それはやはり、彼らが知るいつも通りの姿であり、何事もない日々の一ページだった。
──手が離れる。意識が遠くなる。
真っ暗闇の中に一人、ただそこに意識だけが存在していた。
姿も形も何もない。薄れて消えてゆくのみの意識の残骸、それが今の彼の状態だった。
──俺は。そうか、もう。
この意識は偶発的に生まれただけの仮初のものだ。〝ニャルラトホテプの雛〟であった陽和の中にあった、残滓のようなもの。
はっきりと聞こえていた陽和の声はすっかり遠くに離れてしまった。
彼の女王の力によって、彼らは完全に切り離されて別の存在となったのだ。陽和の中でようやっと小さく儚い自我を持っていただけの、存在を確立したというには程遠いもの。それはこの存在のみでは生きながらえられるほどのものではなかった。
──きちんと生まれる前に、消えていくなんてな。
そんなことを考えながら、暗闇の奥の奥へとさらに沈んでいく。きっともう、この意識が、同じ形で浮上するようなことはないのだろうことは想像に難くない。何せ、存在も確立していないような曖昧なモノだ。
当然といえばその通りだった。
──ああ、いなくなりたくはないな。
終わりの終わり、終末の瞬間になってそんなことを思ってしまう。
欲が、生まれてしまった。
もうそんなものは手遅れでしかないというのに。
『忘れないよ』
──声。
確かに声がこの暗闇に届いた、気がした。
『オレがちゃんと、覚えてるから』
──そうか、覚えていてもらえるのなら。
『ごめん。さようなら』
──悪くは、ないか。
手が離れるのではなく、手を、離した。
その感覚は意識が闇に沈みゆくのを加速させる。
それでも、もう恐れはない。
──お前の中に、残るのなら。
そう、恐くなんてないのだ。
「やっぱり何だか、変だよ?」
「そんなことないって」
三葉の言葉に、再び陽和が笑う。立ち上がって大きく伸びを一つ、そして軽く身体を動かした。
眠っていたらしい身体からは若干の軋みを感じるが、それもまた正常な動作の一つだ。
いつものように、少しずつ身体を動かして感覚を確かめていく。いつもと変わらないこの動作もまた、日常の一ページを彩るものだ。
ここ最近はこんな当たり前すら感じられない日々だった。
だからこそこんな瞬間が愛おしい。
確かに変わったことはある。だがそれもまたいつかは当たり前に変わっていくのだろう。
それは決して、異物などではない。自分しか知らない、もう一人の自分の存在を受け止めるだけなのだから。
