「英雄奇譚」感想と小話

お誘いいただきまして、自探索者の弟を新しく作って連れて行きました。HO2を頂いてたので戦闘技能(日本刀)を持って。
NPCのお友達さんにお招きいただいて、ちょっとばかり遠くの観光地まで。とは言っても困り事があるらしいのだけれど。
最初はご当地を観光してみたり、歴史やら文化やらをみたりしてて。なんだかいわくつきな出来事の話を知ってからお宿兼友人のところへ行くのきちんとその土地を訪れた感あって好きだなぁ。
友人はすごく不安があるらしく、色々訴えてくれていたのだけれど……結局は明日も調べてみようか〜としかいえなくてですね。
で、寝て起きたらここどこ!?という急展開。
これまではうちのHO2で送り出した子は、とても素直で大きめなリアクションをしてちょっと子供っぽいくらいのRPをさせていただいてたのですけれど……兄にあたる子が霊感持ちの怪異退治屋さん(家由来)なため、彼にも霊感はあり非日常に対しての心構えも少しはあるというところもあったのです。なので、寝て起きたらここはどこ!?の時に、想像していたよりもずっと落ち着いていて、すんってなってました笑
相方のお友達(KPC)さんには意外だと言われたし、もっと大騒ぎするかと思ったとも言われました。分かるよ……w
変なものに狙いを定められたりしながらも、ここはどこだと彷徨い続けて(戦闘技能はここでいるのだなぁと納得したりもした)少しずつ、観光時に見た作家さんたちについてを掘り下げていく形でわかっていく真相と、このままではいけないという状況がテンション上がりました。
終盤あたりで分断されるのもドキドキしましたね、あー待って!待ってぇ!ってなったし。
あとやっぱり胸熱だったなというと、作家さんHOの方に武器作ってもらうところ。手に馴染む自分のためだけの武器作ってもらえるとか嬉しすぎるんですよ!
作家側HOに戦闘する方のHOの人って、ある程度すごいと思われていたりこの人ならって信頼してもらえてるからこそこの展開が成立するわけで、その信頼から生まれる唯一無二の武器ってそんなのテンション上がるしかないのです!最高でしたわ。
囚われた格好になっていた件の作家さんたちも無事に最後は自由に、そして自分たちも現実の世界に帰還できて何よりでした。
現実とは違うところで暴れてこれるのって最高ですね、おおはしゃぎでした。
ありがとうございました!!!!!

以下は小話。
「猫くん」
 賀九は隣のセオドアに呼びかける。
 彼らは二人、今回の旅行先から去ろうとしているところだ。
「どうかしたかい? 神来社くん」
 セオドアは整った顔を上機嫌に緩めて応えた。
「あの不思議な場所での話、なんだけどね」
「うむ」
「僕に落ち着いてるって話をしてたでしょ?」
「ああ、きみがこの手の話は知らない話ではない……というような話をしていたことかい」
 確認の言葉に賀九はひとつはっきりと頷いて見せる。
「僕ね、お化けの気配がわかるんだ」
「うん?」
「えっと……見えないんだけど、今回の色々みたいなのに対処したりする家に生まれたからさ……そういうの、体験はなくても知ってたんだ」
 言い難い様子を見せつつも言葉を紡ぐ賀九をまっすぐに見つめていたセオドアは、次の瞬間には瞳を輝かせた。
「すごい家に生まれたんだな!」
 セオドアの言葉に賀九は目を丸くする。
 賀九にとって実家は、面倒で恨めしいものでしかなかった。それを『すごい』と評したセオドアのことが眩しくて眩しくて仕方がない。
「……そう言われるとは、思わなかったなぁ」
 その言葉はセオドアに向けたものというよりは、独白といった調子のものだ。
 しかしその真意は口にしない。
 セオドアは相変わらず瞳を輝かせて賀九の方を見つめている。
「変わった……変な家だよ」
「きみにとってはそうかも知れないが、僕にとってはすごいものだ」
 返される言葉に、賀九は笑みを返した。
 友人への心からの尊敬を、敬意を向けながら。