「気づいたらしんでた」感想と小話

継続にお誘いいただいて、行ってきました。

元々の出身シナリオやら継続をこちらで回していた際には半テキで遊んでいただいていたんですが、今回は諸々確認の上でボイセで遊んでもらったんですけれど。どんな感じであの人喋るんだろうなって、始まるまでずっと考えていました。

始まってみると、なるほど?こんな感じかとなりましたね。出たとこ勝負みしかない笑

そんなこんなでシナリオは初手からタイトルの通りKPCが気づいたら死んでたんすよ、とあっけらかんとこちらに声をかけてくるところからスタート。ちょっとあっけらかんとしすぎじゃないの?ってなるくらいにいつも通りのKPC孝快くんに、うちのPCもついついもっとなんかあんだろ!と言ってしまうなどしてましたね。

どうやら近場で事故が発生したらしく、近場の人たちに話を聞けば聞くほどに微妙な気持ちになるし、そもそもが物騒。連続通り魔事件の話とかね、ご勘弁くださいというやつ。

ずんずんと進んでいけばですね、見るからに胡散臭い建物に行き着くというわけで……そこでいろいろ調べてみたらですね、肉体を回収とか仮死状態とか廃棄とか、うーんやはり物騒。

なんか妙に印象に残っているのが自販機なのですけれど……確かタグを見つけたのだったか。会議室やらなんやらがある研究施設っぽい建物にある自販機スペースって憩いの場だなって思ったりしましたね。連れて行ったPCとしては自販機スペースより喫煙スペースが欲しいってタイプではあるのですけれども笑

探索を続けていくと、なんか自分の身体があってですね。気づいたらしんでたの俺だったわー!!!!!!となりました。連続通り魔の被害者なんですって!懇切丁寧な記録がありましたちくしょう記録がマメだな、ありがとうね!!!!!!

この辺りでですね、出てきたんですよね、イヌ。

ティンダロスのイッヌおるやろ!!!!!ですよこんなもん。

そんなこんな最終的には対処について講じた上でですね、おめでとうイッヌと戦ってまいりましょうか!!!!!笑

割と良い出目だったなと思っております。いや、本当に戦闘の出目良かったんですよ……KPに大層褒められたのも良い思い出です。

信者のせいで巻き込まれたPCとイス人の介入にあったKPCとイヌを退けてくれたら助けてあげるねという展開だったそうです、そうでしたね。エライコッチャでした。

勢いがあり、とても楽しく怖いこともある面白いシナリオでした!KPCとても似合ってたよ、孝快くん!笑

ありがとうございました!!!!!!!!

以下は小話↓

「お前ほんと、ふざけんなよ」

 そんな言葉を吐き出したのは魁星だった。不機嫌そうに歪められた表情と、黙っていれば──暴言を吐かなければ──平均を軽く飛び越えている整った顔立ちに揃えられた双眸に睨みつけられる。

「魁星サン、ひどい! ああするしかなかったんすよ!」

 言葉を、不機嫌な表情を、迫力のある視線を受けながら、孝快は精一杯に主張した。

 実際のところ、誰が悪いという話ではない。不運と恐ろしい偶然が出会って絡み合ってしまったというだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。

 魁星としても、それが分からないというわけではないのだが。いかんせん行き場のない気持ちをぶつける場所がなかった。

 言ってしまえば、ただの八つ当たりだ。

 それがわかっているからこそ、返された言葉に対して苦言の一つも紡ぐことが出来なかった。

「……だろうよ」

 不貞腐れた様子で吐き捨てるのがやっとだ。

「ええ、酷すぎませんか!? キレるし不貞腐れるし、理不尽っすよ」

 言葉の通りに理不尽を訴える孝快の様子は、少々オーバーとすら魁星には感じられる。だがそれは、いつもと変わりない光景とも言えた。

「こっちだって、だいぶ理不尽だったんだよ」

 状況の分からない中で、気がついたら命を失っていたりそれを取り返したりと振り回されてばかりだ。言ってしまえば不貞腐れているというわけだった。

 それをあまりにも分かりやすく表情を見せる魁星は、年齢よりは子供じみた態度だ。

「拗ねたってダメっすよ、魁星サン」

「うるせぇ」

 形勢逆転の糸口を見つけた孝快は、ここぞとばかりに攻め立てる。魁星としては厳然たる事実を突きつけられている状況であるため、どうしても強く出ることもできない。

 今回の状況のきっかけが自分であり、自分ではどうすることも出来ず、そのどうしようもない口惜しさからくるどうしようもない気持ちからくるものだ。

 やるせなさを持て余しながら、魁星は口を尖らせる。さながら臍を曲げてしまった子供の如く。

 それでも思う、この日常が戻ってきて良かったと。ともすれば失ってしまっていたかもしれないこの日常が、当たり前に展開されていることに魁星はただただ安堵する。

 良かったと、ただ心底から思った。