「壁からエビフライが生えているんだが」感想と小話

タイトルは知っていたんですが、行く機会のないままだったシナリオでした。

絶妙に胡乱で、クトゥルフで、ホラーなのに、けど笑える。さじ加減とか勢いとか好きです。

そもそもスタートで壁からエビフライが生えてて……がもう出オチやばい‪‪‪w‪w‪w

KPCの家、猫ちゃんいる設定なのでエビフライが猫ちゃんに追われてるのもまたたまらんやばさ‪‪‪w‪w‪wしかもいざ家に行ってみると猫ちゃんはエビフライに敗北して不貞寝してるし‪‪‪w‪w‪w可愛い‪‪‪w‪w‪w

絶対捕まらないエビフライ、ホラーなイベント、ホラーなイベント(大事なことなので2回言った)、楽しくなります。

連れてった奴がすごくリアクションしっかりする、というかつっこんだりする方だから何が起きる度に騒ぐ騒ぐ。捕まえるチャレンジしても全然捕まらないからもう、ずっといーーーーーー!(楽しい)ってなってよかった。

ダイス結構振れたりするのもいいなって。すごく楽しんで帰ってきました。

KPCがもう引っ越そう……っていってたのふふってなりながら幕引き。

書き出してみるとシンプルだったんだなって改めて思うのだけど、大変楽しませていただいてきました!ありがとうございました!!!!!

以下は小話↓

 真宙はただただ苦笑する。何故なら、創史が自室で起きたにわかには信じ難い出来事に顔をしかめていたからだ。飼い猫のケトですらどこか不服そうな様子をしており、真宙としては大笑いしてしまいそうな衝動を噛み殺すのに必死だった。

「……真宙、笑いごとじゃないからね」

 どうやら創史には真宙の現状は承知されてしまっているらしく、じとりとした視線が眼鏡の奥から向けられている。

「ごめんて」

 謝罪の言葉を口にしながらも、やはり真宙の顔は今にも大笑いしそうに歪んでいた。

「もう……」

 創史は呆れたように苦笑を浮かべるのがやっとであり、ケトですら真宙にどこか呆れた視線を向けているように感じられる。それでも真宙はくつくつと隠しきれない笑いを小さくこぼした。

「今回はほんまに大変やったな」

「そんな顔で言ってもね」

「だからそれはごめんて」

 じとりとした視線を相変わらず向けている創史に対して、真宙は咳払いをひとつしてから居住まいを正す。

「前から言うとったことでもあるけど、こういうこともあったし……ボクら一緒に住もか」

 早く部屋を選ぼう、そんな言葉が続けられる中で創史は一連の会話の中で初めて満面の笑みを浮かべた。

「真宙と一緒に住めるの楽しみだな」

「それはボクもそうやけど、決めることめちゃくちゃあるで?」

「……それがあるから、なかなか進んでなかったんだよね」

 うんうんと少々オーバーなくらいの動作で真宙が頷いて「けどあんな、エビフライもどきまで出た部屋に長いこと住んでたくはないやろ?」と創史に尋ねる。

「それは……うん」

 問いかけられた言葉に苦々しい表情で創史は頷いた。横でケトがにゃあと鳴く。

「ほな、明日にでもいくらかチラシ持ってくるわ」

「うん」

 この言葉は現実となり、二人は一緒に住むことを実現させるのだが──それはまた別の話。