「可孵化の墓標」感想と小話

不便など何ひとつもない世界。
そんな前提条件からちょっとした緊張感を覚えつつ、楽しい楽しい学生生活が幕を開けるわけですけど……導入から皆さんの出目楽しすぎた‪w‪w‪w
焦げたトーストを食べたり、特技振って失敗したり成功したり、大忙しすぎてやばい。
新人の疋田先生(NPC)がなんとも形容し難いリアクションするから、絡みに行ってもうまくいかねぇぇってなってた(なお出目カスのため、判定失敗してうちの子はそのリアクションを見ていないため強く出れないね!)。
お風呂のタイミングはいつだろう!と鉢合わせイベントになってたりするのまじで可愛くて、同性キャラでは出会わないのに異性キャラでは出会うの笑っちゃったw
二日目にはカードをシュッとするところがある〜!ってウキウキしつつ、奥まで探索に行ってみると様相がガラリと変わって……そしてSAN値チェックで惨敗する(いつも)
人肉もぐもぐの欲求をみずきくんの作ったスコーン(前日の成果)を喰らい尽くすことでなんとか堪え……
ここから来たぞクトゥルフ!って感じでしたね!画面も可愛らしいものが崩れて、だいぶん雰囲気変わってました(すげー!)
自分はHO2なんだけれど、周りとはちっと違うっぽいなこれ……とは察するにあまりある状況が続き……疋田先生の言葉に謎が……マジか、先生を守ったお友達にそっくりなの……?ホァ……
誰が敵で、誰が味方なのか、っていうか疋田先生以外的じゃね、学校側。というびびりを最大限に感じつつ、次の探索へ……
相変わらずSAN値チェックには弱々なんですうちの子(PLのせいです、許してくれ……)を発動しつつも、一応はこのままいくと脱出できそうなところまで。来たけれど。
きっと、これKPの温情だったんだろうな……みたいな気持ちになるアイデアで、手前から気になっていた場所へもう一度向かう覚悟を決めました。
三人が動力室覗いた時の情報、量が多いのは多いけど思ったよりあれだったんですもの……なんて。
ドキドキしながら動力室にもう一度向かったわけですけどね、またSAN値チェック失敗しちゃうのだよねぇ……どうやら結果としてここで発狂してしまったことがミラクルにつながっていったみたいなので、なんというのでしょう結果オーライ。だったようです。
動力室の動力が落ちた時には、普通にヤッベ……って思いましたけれど良かったなぁ……動力室に行って、疋田先生と二人になったら「ありがとう」を伝えようと思っていたのですでにここでしたね笑
手に汗握る交渉と手術シーンを経て、結果としては皆さんで生還できて、本当に良かったなぁ☺️
楽しい時間でした、ありがとうございました。

全く余談ですが、KPのBGMチョイスセンスが静かにつぐみこをさし貫きまくっていました……澤野さんとか目黒さんとか好きなんだ……!あと、神様になった日が好きなんだ〜!笑

以下はうちの子、空木あまりに関するお話

青い空を見てみたかった。本でしか読んだことのないものを、見てみたかった。
そんなにこだわりがあるわけではないけれど。漠然とした憧れだけはそこにあって、見たことのないものであり知らないものへの憧れというのは確かにいつもあった。
アルカディアに不満があるわけじゃない。いつだって必要なものは手にできて、何かに害されるわけでもなくて、だけれど全てを十全にされているが故の不足感と渇望のようなものが拭いきれなかった。

全員で脱出して初めて見上げた空は、一面の青だった。見惚れるほどの青、憧れ続けたそれは想像以上に美しく映る。
私はこんなにも美しい世界に生きていたんだな、と改めて知った。故郷である場所に一度視線を向けてみるけれど、意外と名残惜しさや後ろ髪引かれるようなものはない。
どちらかというとこれから先に広がるまっさらな未来に、期待が高まっていくばかりだった。私はどこへでも行けるし、自分のやりたいことができるんだ。そう思うだけで、心が踊り胸に幸せが満ちるようなそんな気持ちになれる。
一緒にいるこの困難を乗り越えた仲間たちも、一様に表情は晴れやかだ。きっと私と似たような気持ちなんだろうと、そう思わせるには十分なもので気持ちが共有できているのだというところにただ幸せばかりを感じた。
達成感と満足感が確かにここにある。それが実感として確かにあった。
「あまり」
自分を呼ぶ声に振り返ると、笑顔を向ける。自分のクラスに新任教師としてやってきた疋田先生は、この二日間であっという間に認識が変わってしまった人物だ。
最初はただの新任教師、それだけだった。けれど、私に向けられる視線から感じられるほんの少しの違和感に、友人たちのざわめきが裏打ちする。それが全ての始まりだった。
私が一緒に逃げようとした人とそっくりだった、そういう話を聞く前からたまに「お前はそういうやつだ」と妙に納得したようだったり、困ったり呆れたりして、けれど絶対に私の言葉も行動も否定しなかったのが印象深い。
そんな彼が優しい目で私を見ている。その視線が、その表情が、もう全てが嬉しいと感じられる。
「どうしました?」
言葉を返してみれば、疋田先生はほんの少しだけむず痒そうにしながらも口角を少しだけ上げた。そして再び口を開いて話し出す。
私は次の言葉に耳を傾けながら、もう一度笑った。