もう死ぬほど笑いました。ひたすらつっこんで、ひたすら笑ってた。
だってもうこのタイトルから笑うんですよぉ。
何かにつけてゴリラしか出てこないし、いやタイトル見てそれは想像してたけど破壊力すごすぎて、毎度ゴリラ突きつけられて笑う。
ゴリラポイントってやつが上がるとガチのゴリラに近づいていくんですけど、バナナ食ったりパワータイプな動作したり。
KPが用意してた🍌って入力した時のSEがもう面白すぎましてね、どうしようもないくらいそこでも笑ってた。
これは余談ですけど、翌日職場でバナナ食べてた人見かけて吹き出しそうになりましたね。脳内でSE鳴ってた。
メンツはほぼドブ老人、一部時代違いにより何代か遡った人(割と未来人だったけど今回は現代での出来事だった)で、はじめましてでゴリラはウケるって話してました。
私のところはツッコミ系地下アイドルの美羽続投です。
「あんたらなにしとんねん」とか「自分なにいうてんの」とか「あほか!」とキレキレのツッコミしてました。手刀もしてた。
カモノハシくんは勢いよくゴリラルート突き進んで、体毛濃くなったとか見せてきたりするし、戯空くんは何故か尊敬の眼差しを向けてくる笑
二人とも終盤は片言やもうウホくらいしか話せなくて……美羽は体毛濃くなったくらいでしたね笑
同卓二人に美羽ちゃんはそれが大正解だって言われてウケちゃいましたわ。
シナリオとしては治験という名のゴリラ薬投与されて、ゴリラ信奉みたいな責任者を止めに行ってまぁ事なきを得るみたいなシンプルな流れですよ。味付けが全てゴリラと言うだけの話です。好き。
何にせよ楽しい楽しい道中でした笑
この三人のやりとり楽しすぎたのでまたどこか行きたいね……ありがとうございました!
以下は小話
あの不可思議この上ない施設から、人間として無事に3人で脱出を果たせた。その事実に美羽は心底安堵していた。
あのまま自分の姿も様子もゴリラに変わってしまっていたらという恐怖ももちろんあったが、それよりも一日と戯空の変化と順応に対して対応しきれる気がしないというのが正直なところだ。
まさか二人があんなにもすんなり順応してしまうなど──少なくとも美羽の目に二人は抵抗なくゴリラに順応しているように見えた──思いもよらないことであったし、その勢いたるや恐ろしいものだった。
そもそも戯空に至っては今日が初対面だ、そんな気はあまりしなかったのだが。
事実的には間違いなく初対面である戯空に対して、全力でツッコミを入れ続けてしまったというのは、あれでよかったのだろうかなどと考えはする。
だが、隣を歩く戯空も一日も取り立てて何かを気にする様子もなく、無邪気にどこに食事をしに行くかを話し合っていた。
ただ苦労をかけられるばかりでは癪だと、一日主導のもと件の施設から慰謝料という名目で金目のものを入手して換金してきたばかりの三人の懐事情は現状豊かだ。
三人で贅沢な食事でもして帰ろう、そう話してはいたためその算段を今建てている真っ最中だった。
「美羽さん?」
ぼんやりしてしまっていたらしい、一日に呼びかけられて美羽は笑顔を作る。
「ごめんごめん。贅沢な食事するなら、ええ店知ってんで」
悪巧みでもしているような悪戯っぽい笑みを浮かべて美羽は歩き出した。
だが美羽にサインをもらうと言っていた戯空は有言実行、立ち寄った店で小ぶりの色紙と適当なペンを入手してくる。そしてとてつもなくいい笑顔で「約束通り、サインくれよ」と言葉と手元の色紙とペンを美羽に向けた。
「言うとったもんね」
美羽も美羽で有言実行、言葉を違えるつもりはない。そもそも、本人のスタンスとして求められるものを断ることは余程のことがない限りはしないのだ。あわよくば、という淡い期待を抱きながら美羽はサインを色紙に書いて戯空へと返した。
「はい、どーぞ」
「サンキュー!」
「どういたしまして。ひとつご贔屓に」
そう言って向けるのは美羽の出来うる限り最大限の笑顔だ。だが普段の営業スマイルとは少し違った、自然な笑顔を浮かべていた。
もうそろそろ寝ようか、美羽がそう思い立った頃。
メッセージの到着の知らせが端末から発せられる。こんな時間に誰がと思うが、確認した差し出し主の名前に少し口角が持ち上がった。
『貰った色紙、飾った!』
そうとだけ書かれた短い文章、そして今日まさにメッセージの送り主である戯空に渡した美羽の書いたサインが机らしき場所へ置かれている写真が届いていたからだ。
地下アイドルとはいえどアイドル、サインについての報告をもらうことは少なからずあるがこんなにもはっきり直接的に届けられることは多くない。
律儀だと感じる部分と、飾ってもらえているのだなという実感は純粋に美羽に嬉しい気持ちを抱かせた。
『ええ感じに飾ってくれてありがとう!』
メッセージに最近多用している鳥がデザインに使われているスタンプを添える。
胸のあたたかくなるような、そんな気持ちを抱きながら美羽は眠りについた。
──明日もきっとうまく行く、いいことだってあるはずだ。
