「ロールシャッハ・シンドローム」感想と小話

エモクロア、二度目まして!!!!です。

タイトルをよく見かけるというところがあったのと、似合いそうな二人がいるとのことで。今回もCoCの探索者をコンバートして連れて行っていただいてきました。

このシナリオ、エモクロアらしいというとちょっと違う?と思うところもありつつ、お話としても仕掛けとしてもすごく好きです。

流れとしては、出かけた先で事故にあってしまったけれどDPCがそれを何とかしようとしてループ。PCがそれに気がついたあと、二人で無事に本来の現実に帰還できるかという。話の筋としてはすごくシンプルで王道という印象。(なお、かつてハマった作品の影響によりこの手のものに弱いPLなのでとても嬉しい)

その中に気がつくかなという違和感や紐づいたところに共鳴判定があり、脱出をかけたダイスロールがある。駆け抜ける楽しさのあるものだったし、シナリオ作者さんの味全開だなぁという印象がありありと感じられましたね。作者さんの別シナリオを思い出すなどしました。

あとはDPCの子がすごく、これ、やりそうー!!!!ってなって笑いましたし、うちのPCは最後めっちゃくちゃお説教モードでした笑

負傷する箇所をダイスロールで決められるの、結構好きです。やばいなって思うのだけれど、そのヤバさがとっても好き。

本当にシンプルな流れで、RPをたくさんさせていただきながら遊べてよかったなってすごく思いますです。

とても楽しく遊ばせていただきました、本当にありがとうございました!

以下は小話↓

 バスに揺られ、二人は帰路につく。

「なぁ、創史?」

 呼びかける真宙の声は、穏やかだ。帰る道すがら、今回の一件の壮絶なまでの説教を創史が真宙から受けたのは言わずもがなだったが、それはもう終わった話だった。

「どうしたの? 真宙」

 首を傾げながら創史が応える。

「やっぱり、いつも通りが一番やな」

 さらに言葉を続ける真宙の声色も、表情も、その全てが穏やかだ。

 二人は信じ難い体験をした。

 それこそ命が失われていたとしてもおかしくない、そんな体験。

「うん、そうだね」

 創史もまた穏やかに言葉を返し、笑みをたたえて真宙を見つめる。

 こうして互いの命があり、言葉を交わし、五体満足であること。それがこんなにもありがたく、尊いものであることを心から実感していた。

 バスに乗り、自宅へと向かう帰り道。

 それは普段と大差ないものではあったのだが、少なくとも二人にとっては普段以上に価値のある時間だ。

 二人は連れ立って、いつものように住処へと帰っていく。

 大切な、いつも通りを胸に。