まず最初に、今回のうちの子の名前は紘太郎なのですが……すごい名前生成器さんの結果の中から掛け合わせた。
下野何某やお前の罪を数えろは意識していなかったけど、提出してからあ〜……と思いはした、とだけは一応お伝えしておきたい笑
初めてのボイセだったんだけど、記憶力ゴミで記録用のものを紛失してしまい……とても悲しい。
ボイセはスピーディに進んでいくねぇ。ノリと勢いでRPするという面では、自分と相性はいいみたいでしたね。しかし半テキがもっと好きだ笑
最後の選択へ向かっていくこのシナリオのエモさよ。オリキャラでの通過だったけど、推しカプのなり卓で通過したかったなぁとほんの少しだけ思ったのは嘘ではないですね。
どちらかが偽物だろう、というのは探索するうちに察していくもので……最初は起きた瞬間にやく漬け?くらいのアレだったんで、こっちがそうなのかなぁって思っていたのですけれど、探索するうちにね……あ、これは向こうだわ、と察してしまってから完全に乗っかる方に切り替えましたね……笑
会敵して幼馴染を助けようとして謎生物の前に飛び出してしまったり、幼馴染の偽物見ても存外平然としていたりと、基本は愛嬌と人望で生きてるわんこ系探偵の割には、メンタルの質がドライな男――そいつが紘太郎さ(ひでぇ)
※なお、作った本人も頭を悩ます暴れ馬でもある。そんなお前は結構お気に入りですw
楽しい卓だったなぁ、としみじみ。ありがとうございました!
以下は小話。(めっちゃ短い)
「別に俺、驚かなかったわけじゃないんだよ?」
紘太郎は空に向かって呟いた。
彼の視界に映る空は橙色に染まり、もうすぐ夜がやって来る。夜が来れば、今日はあの不可思議な日以来になるが、久々に幼馴染と外で飲む約束をしていた。
幼馴染でもあり、腐れ縁でもあり、唯一無二の親友でもある拓海のことを考えると、まだ記憶に新しいあの不可思議な体験をした一日が脳裏に蘇る。拓海という名で自分の隣にいた、彼でありそして彼でない存在のことに想いを馳せながら呟いたのが今しがたの言葉だった。
あの研究施設に連れ去られて、枕を持って再び目の前に姿を表した拓海に安堵したものだ。しかし、あの幼馴染はクローン――別の存在と定義されるものだった。建物の中を進んで、きっとそういうこともあり得るのだろうと覚悟はしていたがそれでも驚かなかったわけではない。
けれど、驚いたところで何も変わらないのだ。目の前で起こっている出来事は、よほど疑わしきがなければ真実。それ以上でもそれ以下でもない。この状況は、自分にとって疑う余地がないということに尽きる。
紘太郎としては、クローンと定義される拓海に対して感謝の念は大いにあった。あの施設を脱出するにあたって、彼の存在は必要不可欠であったしその点を否定することは断じてない。ただ、それだけだった。
目にした資料、現状、惨状、お世辞にも頭が良いとは言い難いとは承知している紘太郎にも一目瞭然、想像に難くない結果が訪れる。
彼にとって予想し得なかったのは、幼馴染のクローンの末路だ。存在としていかほどのクローンだったのかはわからない――中身まで本当に同等と言えるほどだったのか、それほどまでには至っていなかったのは知る術もない――が、最後の姿だけはそれまでと違って拓海らしさを感じないものだった。
資料に色々と書かれてはいたし、何となく頭では理解できたように思うが、何だか不思議な気持ちを抱いたのは嘘ではない。だからこそ、感謝こそあれどその道程に必要な存在だったということ以外の感情を持ち得なかった。
多分、それでいいのだろう。紘太郎はそんなふうに思いながら大きく空へ向けて息を吐いた。
街に等しく時間が流れ日々の生活が営まれるのと同じように、時計の針は戻ることがなくやり直しが出来るようなことも当然訪れない。だからこそ後悔だけはないように、全力で生きていくことが信条だ。
きっと、今回もやり遂げた――はずだと、紘太郎は胸を張る。
そうして紘太郎は一人物思いにに耽っていたわけだが、人並みの中に拓海の姿を捉えてその時間は終わりを告げた。ぶんぶんと大きく手を振り存在を主張する。どうやらそうしなくとも彼は紘太郎の所在を把握していたようで、真っ直ぐにこちらへ歩いてきた。
「あ、来た来た!」
歩いているだけで絵になるのは、きっと身長も関係しているはずだと紘太郎は自身の中でのみ己の決して高くはない身長を嘆いたが、口には出さない。
「やっぱこういう繁華街の方が似合うよなぁ」
「余計なお世話だよ」
「で、どこ行く?」
「どこでも」
「どこにしよっかなぁ! へへへ、拓海の奢りな?」
「またそうやってたかってきやがって……」
やはりこうでなくては、と思う。いつもと変わらぬやり取りに、自然と紘太郎の口角が上がった。
――それはいつもと変わらぬ光景。それはきっと平和だろう日常。
