「アイの方舟」感想と小話

依頼を受ける探索者が対象になるシナリオ、とのことでその条件に合う継続探索者で連れていっていただきました。
船上パーティに潜入するぜということなんですけれど、何故か持ち込まれたものの中には首輪が……?招待状が首輪なんですよねぇ!!!!首をかしげちゃいましたよね。
KPCに首輪をつけることができるシナリオと、うかがってはいたので私としてはワクワクなのですが!そりゃあ連れていった八雲にしたら、どうして?なんですよねぇ笑
ていうか、そもそも積まれた前金でっかい金額〜!って話なんですけど、やばさは感じずにはいられない……!
人身売買とか言ってるんだし、それはそうって話なんですけれど。何かウラが取れるのが望ましいね……現場押さえられるかしらです。
二人一組で行かないとなので、旅行でやってきたルースくんにごめんね!をして、ついてきてもらうことに。下手な即席相方より何倍も頼りになる!
そんなこんなで二人は、指示通りに現場へ。
すると首輪もうつけなきゃ行けない雰囲気!というか、乗る時に確認されてるみたい……まぁ首輪が招待状だものね、致し方なし。
そんなこんなで大慌てでルースくんに首輪をつけてもらっていざ潜入……って首輪はずせなくなってる!?(予想通り笑)
それでも仕事ですからね、行かなくてはと船に潜入。
当てがわれた部屋でどうやら首輪は外さないことを前提にして、諸々が準備されているらしいことがわかって、人身売買云々の前に当人がめちゃくちゃ心配になってしまう笑
ありがたいことに武器が届けられてホッとする。日本刀、あると安心なので。
結構、調べ物がてら船内歩き回れるし色々とお遊び要素もあったりして楽しかったなぁ。
シナリオ作者さんも言われてたけど、ビリヤードできるのオモロってなりました。
八雲はその手の娯楽は全く縁のない人なので、ビリヤードで買ったら話を聞かせてもらえるってなった時に「ビリヤードは初めてなので、教えてもらえますか?」なんて言いながらやってたんだけど、ビギナーズラックで勝ってしまったりしてワァ!ってなったりしましたね。
なんかすごいおじさん(酷い)は首輪つけられてる方を純粋に愛玩動物かなにかと思っている節があって、すごくこう扱いが……酷くてうーんってなってたよね。終わった後、八雲めちゃくちゃルースくんに謝ってたもん。
何だろう、いろんな関係があって対等だったり無理なく主従だったり、酷い意味で主従だったり、この首輪をつける対象になっている方が人身売買された人たちなのかもしれない?
なんて考えながら探索しました。
そういえば、わかりやすく食事にも優劣が付いていてそれもまた八雲としてはどうして?ってなってましたね。
シーンが夜中になって、ここからしばらく進行はテキストで!と(元々免責事項として基本はボイセだけど一部分はテキストで進行するよって話だった)言われて、ルースくんうなされだしたのは、もう納得しかありませんでした。それはボイセ厳しい!
調べていくと少しずつ、これは人身売買というレベルの話ではないな?という話になっていったらもう、後は転げ落ちていくがごとしでした。
首輪をつけられる側は人間ではなかったのだなぁ……もうね狂乱の宴ですよ。こんなの正気でいられっこないや。
助けてもらったり(NPC息子氏)しながら、何とか最後は脱出に至り……ということでした。
調査対象の娘さんとおしゃべりをした時に、あまりにも扱いが残酷であるにも関わらず健気で可愛らしくて……切ない。今日誕生日なのという彼女に「誕生日おめでとう」って伝えられてよかった。その後登場した時、姿も形も変わってしまったのだけれど……だからこそちゃんといえててよかった。
どうやらラストのところらへん、めちゃくちゃ偉かったらしい。最後の方のダイス、ものすごくすんなり決めまくってたらNPC息子氏生き残ってたんだけど、KP回した陣では私が初めてだったとか。
八雲、誰かのためのダイスロールとても偉いので(なお、自分のためのダイスロールはあんまりなので満ち溢れる危うさ)さすがでしたね!
このシナリオでの一番の衝撃は、八雲のRPしてると彼がつぐみこを追い抜いていってしまうのです。私を置いて行かないで!って何度思いながらRPしてたことか。
特にNPC息子氏のNPC氏への伝言のくだりなんて、もう完全に私置き去りでしたよ。
酷い話もあったものでございますわ……。
ラストではNPC氏に伝言をきっちりとお伝えして、無事に依頼を終えるということになりました。
大どんでん返し!という印象もあり、さまざまな側面もある楽しいシナリオでした。
ありがとうございました!!!!!!

以下は小話!

人身売買の調査のはずが、とんでもない話になったものだ。
八雲は書類を整理しながら溜まらず苦笑いをこぼす。
無事に帰ってこれたからいいようなものの、今回は今回でなかなかの事件に巻き込まれてしまった。しかも、それにルースを巻き込んでしまったというのが八雲により複雑な思いを抱かせる。ルース本人は「大変だったけど、八雲の役にも立てたしよかった」なんて話すものだから、八雲の中での申し訳なさはかえって増すばかりだった。
今回の事件はどうにも根深いものがあり、依頼人にしたところで言葉通りのものであったとはいえたものではない。誰もが誰も言えないことがあり、思うところがあり、それをうちに秘めている。
そんな風に思わずにはいられない出来事だった。
八雲は書類をひとまとめにすると、大きく息を吐く。
自身は誰かに言えないことは基本的にはないと感じてはいたが、それにしたところで自分自身だけで決めてしまったことにより相手に心配をかけてしまうことになった経験はあった。ある意味ではそれもまた言えない、言えていない物事となるのだろう。
ルースにしてみたところで、船に乗っていた際に見たらしい夢は何かしら気分のいいものでなかったことだけは間違いない。そんな夢見をするほどの経験が、彼にもまたあるということだ。
それはきっと壮絶であったり、苦しいものであったり、悲しいものであったりするのだろう。
八雲自身、生い立ちが一般的とはお世辞にも言い難いものではあるが、だからこそ立ち入らないようにすることで寄り添うことができたりすることもあるだろうと思うのだ。この立ち位置であるからこそ、こんな普通とはかけ離れた存在であればこそ、できることがきっとある。
それがきっと、今回の事件における自身のできることだったのであろうと。
であるならばそのことには意味はあった。
「きっと、これでよかった……はず」
可能な限りの最善を、きっと尽くせたはずだ。