わぁい、頭から不穏〜!!!!絶対何かあったわ!
から始まったら次にはなんだか洒落た部屋にいるって、楽しい!不可解!!!!!笑
すごく穏やかに時間を過ごせと言う雰囲気がどうにも……嫌な予感がしましたよねぇ……
部屋には手紙があり、穏やかに時間を過ごすための道具が存在し、それはそれで変な感じ。しかも、蓮(PC)と禊くん(KPC)では認識できる状況にどうやら違いがあるらしい?あまりにも心配な走り出しです。
手紙の方を見て見ると送り主は、現状についてを知っている上で語りかけてきているらしい。なんとも複雑な気持ちというか、半端に抜け落ちた何かが違和感があり気持ちが悪いなという……そんな始まりでございました。
この二人って結構しっかり会話を交わすのです。だからこそいろんな話題を持ち出しては、きっちりと会話を交わしてを繰り返しましてね……珍しい話もたくさんしました。
部屋が進むと、その度に手紙が登場しまして送り主からの内容が少しずつ具体性を帯びていきます。
まぁやばいことやばいこと。これはやばいぞとは確かに思っていたけれどそれはもうやばくて笑
このときにふせったーをしたためていたのですけれど、びっくりするくらい読みが良かったんですよね……
ノイズとかそういった電子的表現について、比喩か実際的なのかを考えていたりとか。やっぱりKPCとPCの認識の違いは気にしていたり、やっぱりノイズのことを大層気にしていて神話生物がいてやばいのはKPCの方ではとかね。
それぞれの部屋でゆっくりお話をして、結果として出てきた詳細には概ね読み通りのことが連ねられていました。納得。
庇われて、神話生物の影響をかなり直接的に受けているのは禊くんの方。これまでの部屋の記憶と今回の事件についてそのものの記憶を封じ込めて生き続けるか、それとも諸々のチャンスに賭けていくかという感じ。
どうするかなとは思ったのですけど。ここで話したことは忘れちゃったとしても禊くん無事であれというところも思い(だってSANC絶対あるやん……というメタなところもあって)記憶は封じておくという選択に至りました。
彼らはきちんと話し合うから偉いんだよな。意外とよく喋ります、この先輩後輩は。
そして一人病院で目を覚ました蓮に、医者がこちらの記憶はどうするのかと尋ねてこられまして。その問いかけが来るとは思わなかったなぁ、なるほど。
悩みましたけれど、蓮は最後の部屋できちんと覚えていると伝えた約束を果たすべく記憶は持ったままで行くと選択しました。そこはちょっと意外だったかもしれません。
他人に興味がないわけでは決してないのですけれど、それはそれとして少々淡白というか察し具合にもズレのある男なので。約束を守るとか、そういうことをここまで重視する発想があろうとは思いもしませんでした。
けれど、筋が通っているという点は納得でしたね。それは最初から変わってない蓮らしさなのかなと。
最後は笑っていつも通り。この先どうなっていくのかはわかりませんけれど、なんだか未来に期待の持てる終わりだったなあと晴れやかな印象です。
とても楽しいセッションでした!ありがとうございました〜
以下は小話!
──少し、勿体無いと思った。
だが毎日当たり前に人とは別の存在を視る己としては、その危険性をどうしても楽観的には捉えられない。
どうしてもリスクのある選択というものを推奨することが出来ないでいた。
アンフェアではありたくない、そう思って禊にはきちんと話をして選択をしたつもりだったのだが、結局は他人事だと思い知りすぎて蓮としては嫌気がさすばかりだ。
誰かを庇い、結果として守るというのは確かに素晴らしいことなのだろう。出来る者が出来る限りを尽くす、それは理想の形の一つでもあるかもしれない。
しかし、庇われて守られる方にしてみるとどうだ。感謝もある、だがそれと同じもしくはそれ以上に無力感や口惜しさがついてくる。
自分は何も出来なかったのだ、という現実をまざまざと見せつけられ突きつけられるばかりだ。
苦しい、悔しい、けれど──それは確かに間違ったものなどではない。
そんな行動を相手がするに至ったのは何故かこそ分からずとも、反射的にただ身体が前に出ただけなのかもしれないにしても、やはりその気持ちも経験も記憶も消えてしまうのは勿体無いなと思いはする。
何が正しいかなんて分からない。実際この選択は正しかったのか、などと考えるだけ野暮だとわかっていてもなお思考を止めることはできない。
ぐるぐると思考は巡り続けるばかりだった。
前を行く禊の周りには、いつもと変わらず霊的なものが少しずつ引き寄せられていて、これはこれで日常が帰って来たのだと思わせる。
だからこそ、思ってしまうのだ。
これで正しかったのだろうかと。あれはただ勿体無いことをしただけではなかったのかと。
「先輩? 何ですか、どうかしました?」
振り返る禊の声が響く。いつものように愛想などなく、淡々とした口調でありながら人間らしさを滲ませた声ははっきりと、そしてしっかりと蓮の方へと向けられていた。
「いや? 今日もいい天気になりそうだと思ってな」
「何ですか、あんたらしくもない」
「はは、手厳しいな」
そんな交わす言葉もまた普段と変わらない軽妙なものであり、きっとこの後もお互いの雰囲気が変わることもなくいつものような一日が続いていくのだろう。
きっとそれが、今の、この選択をした先を生きるということなのだ。
蓮はそう思って空を見上げる。
いつもと変わらず抜けるような青い空は、ただただ二人をそしてそれ以外の人間を見下ろしていた。
