あの日はきっと向かい合っていた

あの日、確かに恋をしていた。
好きだよと言えたら良かったのだけれど、その一言が言えないままだ。
ずっとずっと、言えないままで来てしまった。

今日は君の結婚式。
片や自分はただの参列者だ。
そう、言えないまま気がつけば大切な人は知らない誰かと共に人生を歩むと、選択を下していた。
滑稽だ。
自業自得の苦しみは、じわじわと首を絞める。
おめでとう、そしてさようなら。