「留守番番」感想と小話

くお誘いをいただきまして、連れて行っていただいてきました!

とんでもない高収入のバイトをゲット!という開始はいかにも胡散臭くて、君たちおバカだね〜可愛いねぇってなりましたね。

どう考えても胡散臭いな、というお仕事を受けるおバカ二人の構図良すぎるんだよな……

今回は立卓の際に盛り上がった話があり、結果としては男女だけどきちんと騙し切ってくれるなら男の娘でもいいと確認して全員一致でうちのPCが男の娘として女役を務めることになりました。

ご陽気お馬鹿という有様ですが、二人してお役目になりきりつつ室内を捜索していきます。

これ時間管理されて、イベントが発生するという処理が面白いですね。ドキドキするし楽しい。あとシンプルにバレるバレるやばーいってやってるのはしゃぎました。

人が尋ねてきたり、何となく変だなぁというところがあったりを続けていくうちに、一つだけなんかヤッベェ部屋があったり判明していくあれそれを確認していく中で、自分が何だか自分じゃなくなって言っている……?となってくるの、いい感じにゾワっとするホラーで最高でしたね。

適度にクラシカルというか、必ずこの方法でなくてはならないという明確な解決方法が設けられているわけではないあたりについても、すごいなと感心するばかりです。

最後は必死に、本当に必死に脱出をして日常に帰ることが出来ました。

最後の最後に、自PCから実はね〜男なんだよ〜とぶっちゃけて笑って終わりです。

この二人はあっけらかんとしてこの状況を受け止めている節があり、また超高額バイト!とかに引っかかってしまうのだろうな……となりましたが、そこが彼らのいいところなんでしょうね。良くも悪くも軽率でノリの良い二人で楽しかったです。

一晩で大はしゃぎしながら遊べてとても盛り上がりました!ありがとうございました。

以下は小話

「ちょっとうちに遊びにこない?」

「え、いいの? 行く行くー」

 斗碧と充琉の会話は大抵この調子だ。

 あのどうしようもなく高収入で異様で胡散臭いバイトで出会った二人は、驚くほど妙に馬が合っていた。一連の出来事の後に流れるように連絡先を交換して、すっかり昔馴染みの親友みたいな状態になっている。

 今日は斗碧が急に自宅へ来ないかと話を向けて、充琉がその誘い言葉を二つ返事で承諾した。場所は聞いているのだが、訪問するのは今日が初めてだ。どんな部屋なのかと考えながら充琉は軽やかな足取りで前に聞いた自宅の住所へと向かった。

 そして、たどり着いたのは見るからにボロアパートだ。妙な親近感が湧く。

「えっと、確か部屋はー」

 充琉は鼻歌混じりに部屋番号を探し、すぐに斗碧の部屋へと辿り着く。もちろんボロアパートの中にあるのだから、斗碧の部屋だけきれいだなんてことはない。

 あんなバイトに意気揚々と応募するだけのことはある。それは充琉とて同様のことではあるのだが。

 充琉は全く躊躇なく扉を叩いてからインターホンを鳴らす。

「斗碧ちゃん、来たよー!」

「はーい!」

 大きく声を張った充琉に、まるで張り合うかのようにして斗碧の返事の声が響いた。すぐに室内を走る足音が聞こえ、次の瞬間にはバタンと大きな音と共に扉が開く。

「いらっしゃい、どうぞー」

 何故かいつもよりもメイクの気配がない斗碧は笑顔で充琉を部屋の中へと招いた。大して広くもないワンルームには多すぎるほど物が敷き詰められていて、これは金欠になるだろうと想像するに容易いおしゃれ道具一式が押し込まれている。

 そんな室内で当たり前のように斗碧は腰を下ろして、充琉に向かって口を開いた。

「前にメイクするところ見てみたいって言ってたでしょ? だから見せてあげようと思って!」

「え、今すっぴん!?」

 まさかまさかの想像していなかった事態で充琉は素っ頓狂な声をあげる。

「そうだよー」

 対して斗碧は笑顔で道具を用意したかと思うと「じゃあ、始めるね?」などと言ってすぐに化粧を始めた。

 仕上がって行く顔を解説付きで眺めながら、充琉はただただ呆然としている。斗碧は充琉のこれまでの友達とは全く違う世界を持ち、知らないことを知っているのが楽しいのだ。

 そしてそれは斗碧から見ても同じくであり、それが二人の関係を強固に繋ぐものとなっている。

 どんなきっかけで出逢おうとも、この関係は良いものだった。

 また、二人して高額収入のバイトに引っかかったとしても。