TRPG関係物置き場。

自PCやネタバレ(シナリオ名のタグ付きのもの)小説。ネタバレありは一覧表示の際に内容が表示されないようにしてあるので自己責任で、年齢制限はパスワード保護(個別問い合わせ対応)。

求むるは互いのみ

「……ごめんね? まひろ」穏やかな口調、笑みを湛えた表情。その全てが重なり合い、一般的には人畜無害な姿を構成するに至るはずのものが創史にもたらしているのは、不穏だった。不気味や、もっと端的に恐怖と表現してもいい。真宙の背筋に寒気が走る。反射…

オスカーの小話

感想の時に書いた小話の間に挟まればいいな!の話。意識飛ぶ瞬間くらい。〝おやすみ〟一週間、一日の終わりにキミに告げたことを覚えている言葉。あの日を境に、特別な意味をなくした言葉。やっぱりキミがいないと、オレは、無理だよ。キミのことをオレは覚え…

行孝の小話

──僕は、僕が、僕のせいで。衝撃と共に訪れたのはそんな脈絡の無い言葉だった。取り立てて不幸せではなく、どちらかと言えば一般的で幸せな家庭に育ち、そして生きていた子供。それが左雨行孝だった。ある日突然、日常は崩れる。行孝に落ち度はない。身構え…

八雲の小話的なやつ

ふと思うことがある。どれほど一般的な日常と自分はかけ離れているのだろう、と。考えたところで瑣末なことではあるのだが。それでもふとした時には考えてしまう。それは自身が非日常に身を置くゆえではあるのだろうが、それにしたところで考えずにはいられな…

行孝の心情 遠華仕様

「破壊者! お前は世界を壊そうとしているんだろう!」人々の怒声が飛ぶ。この世の憎悪を全てひきうけている錯覚に陥るような声と視線を受け、行孝は冷たく笑った。嘲りと侮蔑を含んだ笑みは、どこか悪役じみていて彼自身そのことにおかしさすら覚える。「く…

神へ望まば

祝詞は神への言葉だ。その中における祓詞(はらえことば)は罪や穢れなどの不浄を取り除くために神に捧げる言葉であり、その奏上は力ある者によればより強く作用する。そのことは人の理とは少し離れたものに触れる仕事をする者たちには、そのことは純然たる事…

八雲の家のこと

※取り立ててバレはなし。神来社さん家の八雲くんの話をしています。八雲って結局、古式ゆかしいと言えば聞こえはいいけど窮屈で決まり事にがんじがらめにされてた人なんだなって改めて。いや、セルフ設定なのですけど。いちらんには一切関係ない。あのシナリ…

呼び声は誘惑

「少し待ってて」八雲の声が静かに響く。頼みの綱は彼一人、オスカーはただ黙って頷いた。あとはひたすら待つばかりだが、オスカーの視線は八雲に注がれている。八雲は瞼を下ろして、集中し何かを探っているらしい。その様子は緊張感を帯びながらもオスカーの…

エンデビ 通過中のあれこれ

エンデビ秘匿バレあり 始まる前のあれこれHO2を助けて泣き顔は印象に残ってるってなんやー!!!!!(秘匿)そんなの心配になってしまうでしょお!?ってなったあと、元気か確認する方法が出くわす度にちょっかいかけてなんなら弄りにいくって、エイベル…

それは己との邂逅

あの日、沈みゆくもう一人の自分に声をかけた。気がする。そうだったはずだ。自分自身はたった一人ではあるのだが、不思議と己とは違う別の自我があった。それは間違いない。記憶ではあの出来事の終わり、その瞬間にそれは崩れ落ちかけていた。忘れないと、言…