お噂はかねがね、というシナリオで行けるとは思ってなかったけれど連れて行っていただきました!
うちでKPCとして出してた人を連れて行ってもらいまして(お相手さんには了承というか、むしろ連れて行かないのって言われて迷いなくぶち込みました)ぐちゃぐちゃと知ってるようでてんで知らない場所をぶらぶらと歩いて参りました。
連れて行った子でボイセって初めてだったのですが(いつも半テキでやっている)これが思いのほかすんなりとRP出来まして、その辺りも含めて大変楽しかったです。
あとですね、KPの出してくれたぐちゃぐちゃの可愛いこと!!!すぐにうちのにニックネームつけて呼び始めるの可愛すぎました。
後からお聞きすると、元々のKPCの子が割とすぐニックネームつけて呼ぶような子らしくそんなRPになったらしいのですけれど、そこ私にクリティカルヒットでした。
普通の街のようには見えるけど随所おかしいというか、そもそも肉片喋ってなるものかなんだよ……
うちの行孝さんはずっと困惑だし「えぇ……?」っていっぱい言ってたと思います。
基本的には怖さと陽気さのあるシナリオで、歩き回ると楽しさ倍増だけどRTAもできちゃうような自由度の高さはかなり魅力的だなって思いました。
もしかしたら爆速RTAを行孝がキメに行くかもとか思ってましたが、存外乗りかかった事象には最後まで関わる性分らしく(まぁ、ある意味では潔癖よねと思う)結構しっかり最後まで関わってたの笑ってしまった。
袋に入れたぐちゃぐちゃを物理で振り回していたり、なんだか勢いに押し切られて虚無になっていたりとこの人結構可愛げあるじゃないと思えたりして、新しい発見があったなぁ。存外、行孝ってばいいやつなのね(言い方)
存外無碍にしないんですよ、声かけられたら興味なくても(興味なかったら対応は途轍もなくぶっきらぼうではあるのだけれど)ちゃんとリアクションは返してるしね。あとこの人きちんとありがとうが言えて……(行孝のことなんだと思ってるのかって問題は忘れておきます)
色々と新しい一面を知ることができて楽しいセッションでした。
移動するたびにやばい情報(トンチキ夢の中情報)が飛び出してくるのも本当に楽しかったし、きちんとこれクトゥルフ神話TRPGだわ〜ってなるようなところもあってその塩梅がとてもとても楽しかったです。
2とか3もあるとのことなので、そちらもやりたいな〜!って思えるシナリオでとてもよかった!
ありがとうございました!
以下は小話↓
思い出してみると、どうにも馬鹿馬鹿しいことばかりが起こっていたように思う。
夢の中で起こっていた出来事なのだから荒唐無稽なことが起こるというのも頷ける話ではあるが、それにしてもあんまりなものだった。
行孝としては自分がある意味では揺らぐような気さえしたほどだ。
まさかこんな摩訶不思議、荒唐無稽、異様極まりない体験をすることになろうとは夢にも思わなかった。まぁ、夢だったのだが。
自分自身がまともだなんて言うつもりは甚だないのだが、それはそれとしても流石に気が狂ってしまったのは自分だったろうかと疑いはしたのだ。
何があったのか、どうなっているのか、そんなことは分かりもしない中、訳の分からないものに話しかけられて街をさまよう。まったく不可解でおかしな話だ。
思い返せば思い返すほどに、胡乱という言葉が行孝の脳裏を掠めては消え、また掠めていく。
何度も異様な出来事に見舞われ、何度も自分自身を疑った。そもそも肉片が言葉を発するだなんてこと自体がおかしい。あまりにもおかしい状況だったが、次から次へと自身に襲いかかってきた諸々の出来事たちもまた、負けじ劣らずのおかしな話だった。
それだから仕方がないと割り切る訳でもないのだが、たまったものではないとは思ったのだ。
入院をして、症状等が軽度であったため退院となったその瞬間に、夢に出てきた場所をついぞ確認してしまった。あとは、和真が存在することに対して妙に安堵もしてしまった。
夢の中では和真の姿は全く出てこなかったのが、やはり現実ではないのだろうと思わせるもので、存在の大きさを感じずにはいられない。
本当は抱いてしまった感情ごとそのことすら忘れてしまえたらどれだけいいものかと思う。だが実際のところは特にそんなにも忘れっぽいこともなく、逆に和真の存在が感じられなかったからこそあの場所が現実とは異なるものだったのだろうという、真実を裏付ける理由となっていた。
それでも彼のことを意識するほどに、行孝としては蓋をしておきたい感情をこぼしてしまいそうになる。もちろん、そんなつもりもないのだが、勝手に溢れてしまってどうしようもない。
そこまで思考して行孝は反射的に顔を顰めた。
忘れていたいこと、忘れたほうがいいことを、否応がなく呼び覚まされるなんてたまったものではないのだ。
──忘れよう。
行孝はそう口の中で唱えた。
