ものすっごい好みでした笑
私って厨二病なんです。片方が武器になって二人で一人、戦うなんてもう胸熱特殊戦闘すぎて大分ウッキウキなんですよねw
ちょっと短期発狂でパイセンが凹んじゃったりしましたけれど、レアな様子が観れるのは楽しくて。それもまた良しみたいな。
あとはもう全般の戦闘、概ね出目が良くて……回避でクリってそこから反撃してもいいよって許可もらったから振ってみれば結構なダメージ出してたりもしたのです。
怖いくらいにクリティカル出してた気がするな……パイセンの出目怖い。
最後の方でちょっとファンブルしたんですけれど、KPにパイセンでもファンブルするんだなってホッとしたって言われたのは大爆笑でしたw
あと、二人はついに気づいてしまったのです……互いが互いを好きだという事実に。
いやチョイス振りまくってたら気づいちゃったって感じなんですけれどね!
最後には告白シーンと相成りまして。
最初はこの二人くっつかんやろと話していた二人が、無事にお付き合いを始めましたね。びっくり。
シナリオ的には正座の座標情報に、何の座標?って話していたんですよ、つぐみこ。案外、読みが良かったよね。
パイセンを通して物をみると、普段よりも少し冷静にものを俯瞰できるような気がします。
目標を探して、それぞれの場所を探索していく中で身体には異変が起こり続けるというのも何というか……クトゥルフだなあってすごく感じますね。
最後の大団円への道は分かり良く、そしてすんなり先頭を終えていく心配のなさも含めて、安心してみていられましたね。
二人はこれからも幸せに関わり合っていってほしいです。
とても楽しい時間でした、ありがとうございました!
以下は小話↓
今までにないこと、というもはあまりにも急にやってくるものらしい。
予感はあった。
見ないふりをしていただけだ。気づかないふりでやり過ごそうとしていた。勘違いだったならどうしたらいいのかというそんな恐れの感情が、駿の思考を鈍らせていたのだ。
ふとした瞬間、彼女の行動からはあからさまに思うところがあるように思えて──ああ、それは自分もかと思った。
突然に悟った、とでもいうのだろうか。
一気に思考がクリアに、そして冷静に、いつもの姿を取り戻す。
人生で一度たりとも手にしたことのなかった感情は手の中に残っていて、存在を主張していた。
──嗚呼、これは。今まで体感した物とは違うものだ。
そんなに風に思いながらも駿は、このことそのものをなかったことには流石に出来ない。
そんな器用なやり方ができる人間に出会ったならば、もっと生きやすかったのではないだろうかと思うくらいには不器用だという自覚が彼自身にも確かにある。
知ってしまったからにはこの感情をどう抱えて生きるか、それがいちばんの問題となるのだ。
だが、そんなことは悩むだけ無駄だろう。
今はあまりにも状況が特殊でありすぎるため、すぐさまという訳にはいかないがきっちりと自分の思いを伝えることが誠意というものだろうと駿はそんなことを思った。
隣を歩く後輩に、視線を向けながら。
彼女は楽しげに笑いながら、店の中を見つめている。現状を解決するための調査でこの場に立っているはずだが、楽しげに笑う彼女に今だけはこのまま何も起こらないでくれと願ってしまわずにはいられない。
きっとそんなことはないだろう。
実際不穏なことはずっと起こり続けていて、日々非現実的な恐ろしい出来事たちと遭遇し続けているのだから。
それでも、駿は祈らずには、願わずにはいられなかった。
これはこのシナリオの前日端的というか、こんな日もあるかもしれないやつ。
人ならざるモノ、人間に擬態せし邪悪、悪意を向ける人外。
表立って存在する訳ではない〝怪異〟は世界の裏に、確かに在る。
視える者が少ないがゆえに、跳梁跋扈な有様であるということも出来るのかもしれない。
その有様を視認する度、駿は思う。
──ある意味、正しくこの世は地獄だ。と。
誰かの紡ぐ物語のように、世界によって紡ぎ出された綻びは、裏側に暗く冷たく重たいものを生み出し続けていた。
「……もう終わりってときに」
やれやれと肩をすくめる動作と共に、誰に対してでもない言葉をこぼす。
しかし眼鏡の奥の眼光は鋭く、ただ一点を見据えていた。傍目に見ればそこには何もありはしない。
だが駿には確かに〝視えて〟いる。そこに在る厄介ごとが。
駿は目立たぬように仕舞い込んでいた得物に手をやり、見据えた先へと歩き出す。
その足取りに迷いはなく、表情は真剣そのものだった。
向かった先は街の奥。入り組んでいて資格の多い場所であり、近くに配置されている大通りとは対照的な場所だ。
しかし近くに人の溢れる場が存在するということは、その裏側たるものもまた存在するということでもある。
表裏一体で在るその場所へ駿は真っ直ぐに向かっていった。
澱む気配がそこにはある。
息苦しさを感じるほどの圧迫感は、全身に重くのしかかって気だるさとなって駿を縛ろうとした。
だが、この程度なんだというのか。
集中を乱すことなく駿は隠しながら持っていた日本刀をすらりと抜き放ち、次の瞬間には鋒を目の前に向けて止めた。
「残念だったな。オレには視えてる」
ぴたりと止められた刃先の向こうには、顔を引き攣らせた人間の形を模倣した怪異の姿がある。
擬態という意味においては申し分なく、惜しむらくはここに姿を現した人間が駿だったということだけだろう。
『お、お前……』
異形の声は巨額と戦慄の色を帯びる。
「心当たる節は、あるんだろう?」
駿の真っ直ぐな声と視線は異形を貫き、突きつけられた切っ先は揺れることなくそこにあった。
異形の命は風前の灯だ。
共存の道を踏み外し、人間と人間に順ずる人外たちの害となる存在と成り果てたものたちの末路は、死あるのみだった。
『クソ……! こんなはずじゃ……!』
「お前自身の不運と、詰めの甘さを呪うんだな」
慈悲すらない冷たく冷酷な駿の声は、異形の心を刺し貫く。
その声を呼水にしたかのように、異形は身の内に爆発的な殺意を膨らませて、目の前に立つ駿を睨みつけた。
だが、次の瞬間にはもう容赦なく一太刀を浴びせられ、異形は地面に倒れ伏す。
「さよならだ」
その言葉と共に異形の身体は崩れて霧散し、その場には何も残らない。初めから何事もなかったかのようにそこにはしゅんしか存在しなかった。
至極当然という様子で刀身を払い、鞘へと刀を納める。
そしてここに至る前と同様に、刀が目立たないようケースに収めた。
「……今度こそ、帰るか」
誰に向けるわけでもない声は夜空に舞い消えていく。
歩き出す駿の脳裏に「お疲れ様でーす!」と笑う後輩の顔が浮かんだが、それを頭を振って払った。
──なんで今、思い出すんだ。
わからない自分の感情に困惑しながら、駿は頭を描きつつ歩く。
日常へ、戻るために。
